東京という街
先日遅めの夏季休暇で平日の原宿~表参道をぶらぶらしていた。
そこで珈琲が飲みたいとふと思い、ネットで調べた人気の珈琲屋さんに行った。
その珈琲屋は珈琲豆にこだわっているのはもちろん、1人1人に合わせた珈琲を選んでくれるとても丁寧で店員からの熱意も感じられる。そんなお店だった。
担当してくれた男性店員さん。私が生憎珈琲に詳しくないというのは一瞬でばれた。浅煎りと深煎りの違いすら分からなかったのだから当然だ。はたからみたら笑われてしまうだろう。その店員は、珈琲に関しての知識があるのは勿論、こだわりを持ってこのお店で働いているのが感じられた。
私は珈琲の知識は全くなく、珈琲をめちゃくちゃ飲むかといえばそうでもなかったが、堂々とした態度でいよう。そう思っていた。だが、知識の無さで完全に圧倒されてしまった。また、店員の自信の溢れ具合にも。
そんなことがあり帰宅。ふと東京にいる人々は私の地元よりも何故か分からないが、堂々としている人が多いなと。そう思った。
その"堂々さ"は、やはり東京という人口が多い街で優位に立つために必要なことなのだろうな。たとえ、自信がないとしても。そう思った。