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共通の趣味なんて、ただのきっかけに過ぎないのにな。

「お互い音楽の趣味が合うから、これからは同じ音楽好きとしてライブとか一緒に行ったりしよう」好きだった君と喧嘩した時に言われた一言だった。

確かにそうだった。君とは他の人より音楽の趣味が似ている。

 

ただ、私は趣味が合うことは、そこまで人間関係を作る上で大切なことだとは思っていなかった。趣味なんて所詮仲良くなるきっかけの一つに過ぎない。合ったらいいなくらい。それは今まで私の生きてきた中で感じたことだ。

私は君とはもっと他のものが似ていると思っていた。趣味じゃないもっと他の何か。好きな感覚とか、大事にしたいこと、嫌いな感覚や許せないところ。だからこそ君にその言葉を言われたことが、その時には実感出来ないほどショックだった。3ヶ月経った今だから思う。一番悲しかった。

正直あの頃の2人は、いや、私だけだったのかもしれないが、好きな君との関係が上手くいっておらず、色々な面において正常な判断が出来ていなかったのかもしれない。私も大切にしたい感覚を見失っていたと思う。だから、喧嘩をしてしまったのだろう。最近好きな作品に触れてからその感覚を思い出したような気がする。また、君は口下手だ。

これからどうなるかは分からないが、変わらないものは変わらない私でいたい。



ps.電車で泣くのにもすっかり慣れてしまった。みんなスマホや自分の世界に入っているから意外と気付かないものだ。ただ、たまに気付かれることがあるから、それはちょっぴり恥ずかしい。